1.また、通販で騙された!これで一体何回目?
また、通販でイメージのものと違うものが来てしまった・・・。そんな経験したことをある人は多いでしょう。まったく別のものが入っていればクレームを正当に言えますが、内容量も確かにあってる。間違いない。でも・・・やっぱりイメージと違う!そういった経験は、どんどんと不信につながっていき、通販嫌いになってしまうことでしょう。でも、通販はやっぱり便利。日時指定もできるし、ちゃんと家にいながら届けてくれる。
不在の時も、再度配達してくれる。外に出る経費も掛からない。そう思うと、やっぱり使っちゃいますよね。新しく通販を利用される方も、これまで通販で失敗してきた人もぜひご覧いただき、今後の通販ライフを楽しいものにして頂けたら幸いです。
2.通販あるある事例
1)梱包が破損していた
配達時に破損したのか、そもそも出荷時に発送したのか、原因は分かりません。兎に角、梱包が破損していた!そんな経験ありますか?ちょっとでも角が凹んでいても、やっぱり嫌ですよね。ましてや、贈答品でこんなことが起こったら大変!
2)中身が腐っていた
生鮮食品に多い事例です。空けたとたんに、異臭、腐敗・・・。せっかくお金を支払って楽しく待っていたのにこんな結果に。残念極まりないですね。
3)思っていたものと違った
これは、かなりの人が一度は経験したことがあるのではないでしょうか?よくあるイメージ画像詐欺です。イメージ画像は、しずる感や美味しそうに見せすぎてしまうあまり、過大なイメージを持たせてしまいます。こんな、夢のような商品が届くなんて・・・と思っていざ空けてみたら、現実に戻る感じです。まぁ仕方がないとあきらめて、そこで落胆と共に受け取りを行う。悲しい限りです。
4)内容量が明らかに違う
一目で見て、あれっ?こんなに少なかったっけ?小さかったっけ?これもイメージ画像に騙されたパターンに見受けられます。
5)色合いが違う
イメージ画像は加工がされていることがほとんどで、そのため色合いも実際見たものと違ってきてしまいます。濃いブルーのティーカップと思ったのに、こんな薄い青色だったなんて・・・。
3.あるある事例各対処法
1)梱包が破損していた
梱包が破損していた場合、まず、運送会社の責任か発送会社の責任かを確かめなくてはなりません。ただし、自分の目で見てどちらが悪いかは絶対に分かりません。まず、最初に行わなければならないのは、受取り時の確認です。ここでの対応が、その後を分けます。何事も早く対応するに越したことは無いのです。受け取った時に、破損がすぐに分かった場合、いきなりサインをするのではなく、ドライバーさんに「これ、破損してませんか?」とちゃんと伝えましょう。併せて、同時に発送会社にも連絡を入れることで、運送会社と発送会社で再配達を行うか否か等含めて協議をしてくれます。
2)中身が腐っていた
中身が腐っていた場合は、原則、発送元への確認がまず第1です。さらに、重要なのは、まぁ食べられるものだけ食べてしまおう・・・という形で腐ったものは捨ててしまうのではなく、ちゃんと開けたときの写真を撮っておくことです。発送元に連絡をしようと、証拠がなければ解決の道は開けません。また、フルーツなどの場合はスピードも大事です。到着から仮に1週間以上放置して、そのあと腐っていたとクレームを入れても、発送元としても、保管状態が悪かったんじゃないか?などの質問が出てきます。保管状態の証拠というのは撮影で証拠として残すことは難しいので、判明した時点でなるべく早めに連絡をする事を心がけましょう。
3)思っていたものと違った
まず、自分の“思っていたもの”とは何かを整理しましょう。それが、量なのか色なのか、はたまたイメージなのかによって異なります。内容量と色合いについては後述しますが、イメージが違うというのは、中々販売元も対応が難しいものになります。まずは、申し込んだサイトを確認して、事実誤認をしていないかをチェックしましょう。文言で書いてあった場合は、指摘をしやすいですが、一方でイメージ画像の場合は、販売元としても「イメージ画像ですから」ときっぱり言われてしまう事でしょう。
4)内容量が明らかに違う
内容量は殆どの場合、申込サイトに記載されています。内容量が違う場合は、通販契約上、販売元が違反している形になるので販売元に依頼をします。この時も写真を撮っておくとベターです。よくありがちなのは、フルーツやお魚などの内容量で、大体の場合、みかん5kgや、牡蠣10kgなどと表現されます。しかし、何個入っているとまでは書いてありません。また、牡蠣などの殻付きの場合は、殻の量も重量として含まれているか、いないかによっても確認が必要です。内容量が違う場合も、すぐに販売元に連絡しておくことが重要です。時間が経つほどに、販売元も(実は、一つ食べたんじゃないのか・・・?)などと疑念を持ってしまい、双方良くない関係になってしまいます。
5)色合いが違う
この色合いというものは、非常に難しいものになります。人によって、見える色は少なからず違いますし、青を緑だ!という人や、緑を青だ!という人もいます。電話やメールで苦情を販売元に伝える場合も、「色合いが若干薄い・・・(または濃い・・・)」などとしか伝えられず、写真で見せたとしても写真を撮影している環境が違うのでそれも、販売元も注文者もお互い納得がいかないものになるでしょう。どうしても、何とかしてほしい、交換してほしいという場合は、自ら返品を行って確認をしてもらうのも良いでしょう。ただし、返送料をどちらが持つか、また、ちゃんと代替品を送ってくれるかどうかも事前に確認しておいた方が良いです。
3.通販で引っ掛からないための対策4つ
注文する方も、販売する方もお互い嫌な思いはしたくないものです。注文者側の目線に立って、新しいものを注文する時どこをチェックすべきか、チェックポイントをまとめました。
1)梱包の写真があるか
イメージ画像とは別に、梱包の写真があるかを確認しましょう。これが掲載されていると信頼度がぐっと増します。
2)中身の写真があるか
梱包を開けたときの中身の写真があるか否かです。贈答品で無い限り、梱包よりも中身の方が重要なのは間違いなく、中身がどんなふうに包装され、空けたらどうなっているかを見せているところは、イメージが共有できます。
3)会社HPは綺麗に作られているか
販売元の会社のホームページや実際の店舗は、バックヤードみたいなものです。そのバックヤードが汚かったり、見えづらかったりしたら、やっぱり買いたくないですよね?表だけ良くって裏はカッコ悪いと注文もやっぱりしたくなくなります。
4)紹介文に数字が入った文章になっているか
紹介文には、瑞々しい、甘い、濃厚などのいかにも、美味しそうな文章が並びます。その文章だけ見ると、あ~いいかもな・・・・。とおもいますが、これもイメージの相違に繋がります。例えば、糖度10%以上、果80%以上、など数字が根拠として入っていれば、数字は嘘をつかないので、信頼度は高いです。
4.口コミの重要性と疑念
話題の口コミの重要性は、近年どんどんと高まっています。口コミが入っているから、間違いないだろう。口コミも★5だし、買っていいかな。そんな気分にさせてくれます。ただ、ここで重要なのは、他人が思ったイメージだということです。昔、飲食店の紹介サイトでレビュー詐欺があったことを覚えていらっしゃいますでしょうか?それで、飲食店の信頼は失墜しました。たとえ、購入者しかレビューが書けないものだったとしてもどうでしょう?
不満は口コミで書きたいものですが、そんなに良かったものを口コミでわざわざ、通販サイトに書き込もうとするでしょうか?普通なら、本当においしかったものはSNSなどでシェアされるはずです。美味しかったから、食べてみて!と販売元に言うのではなく、親しい友人に伝えるはずです。それを考えると、口コミというのはそこまで気にしなくていいモノだと思います。逆に不満が多い口コミは、信頼度は高いでしょう。クレームを言う先は、まぎれもなく販売元です。それであれば、口コミを書くという事はありえます。
5.その注文(クリック)に安心感はありますか?
いつも最後の注文ボタンを押すとき、考えませんか?これほんとに買っていいのかな?いや、買ってみよう、と。決済されるとクレジットなどを通して支払いが行われる中で、最後の一押しになるのは、やはり自分の決断です。注文のクリックをする時のためらいから、クリックした後の期待に変わる。その瞬間を今後も楽しんでいってもらえたらいいなと思います。
あなたの、通販ライフに幸あれ!