なぜ、名前は窓乃梅?
安政七年(1860年)三月に、こんなことが起こったそうだ。夕暮れ時に酒倉の横にいまを盛りと咲き誇っていた白梅の花が、さっと吹き過ぎた一陣の風にすくい上げられ空に舞った。つぎの瞬間、それらの花吹雪は酒倉の窓に吸われるように消えて行く。仕込みの桶は、花が落ちながら、雪をかぶってしまった。杜氏は、呆然と突然変異に見舞われた桶の前で手をこまねくだけだったそうだ。
梅の花びらの浮かぶ桶の奇跡
杜氏をはじめ全員の不安のまなざしを尻目に一つの奇跡が起こった!。梅の花びらの浮かぶ桶の中から、かってない芳醇な香りが漂よってきたのだ。この時がまさに奇跡と呼べる瞬間だった。早速この酒を時の藩主、鍋島直正公に献上した。腹にしみわたるまろやかな味。酌めどもつきない芳醇な香り。公は喜び、筆を取るとさらさらと一筆その場でしたためたそうだ。
その時に読まれた一句がこちら
「年々にさかえさかえて名さえ世に香りみちたる窓乃梅が香」
商品概要
名称 | 特別純米 窓乃梅 |
発送方法 | 常温 |
内容量 | 720ml |
原材料 | 原料米:佐賀県産米 精米歩合:60% |
アレルギー | – |
賞味期限 | – |
保存方法 | 冷暗所保管 |
発送時期 | 通年 |
会社名 | 窓乃梅酒造 |
場所 | 佐賀県佐賀市 |